ざんねんないきもの事典はざんねんすぎておもしろい！TVも絶賛の２冊です

パンダが一日中食べ続けているササの葉にはじつはほとんど栄養がない

引用元: ざんねんないきもの事典/著者：今泉忠明　出版社：高橋書店

パンダっていうとササがメインのご飯だけど、このササって実はほとんど栄養がない上に、消化が悪いんだそうです。だから１日中食べてないとエネルギー不足になるそうですが、だったらもっと栄養のあるもの食べればいいのにって思いますよね。

こんな動物や虫たちいきもののざんねんなネタが盛りだくさんの本が、高橋書店から出ているこちらの１冊。

動物学者の今泉忠明さん監修の児童書なんだけど、これがもうざんねんすぎて一気読みしちゃうんですよ。

ざんねんないきもの事典のざんねんさは愛おしい

ざんねんないきもの事典は企画段階では「小学生の男子に読んでほしい」というものだったそうですが、思いも寄らず大人からの反響がものすごく大きかったという１冊です。

『イルカは眠ると溺れる』とか『カバは人間の赤ちゃんより肌が弱い』など、本当にいきものたちの「ざんねん」が満載なんです。

よく知っているいきものも載っているけど、あまり身近じゃないいきものたちもけっこう多いので、ちょっとピンとこなくて首をかしげることもあるけれど、「こんないきものもいるんだ」という発見もあって、子供も大人も楽しめます。

知らないことを知るって、何歳になっても楽しいしワクワクするんですね。

イラストがまた秀逸で、つぶやいてる一言とかについ「くすっ♪」としちゃうんですよ！

ざんねんな理由もちゃんと書かれていて、それを子供は「そ〜なんだ！」と感心したり驚いたりしながら夢中になっています。

『どうして』がわかるから子供にはぴったりな本ですね！

この本を読んで「どうして？」攻撃されても一切答えられませんから。

いきものたちのざんねんなところがたくさん載っている『ざんねんないきもの事典』。

ざんねんなんだけどそのざんねんさがもっと興味が湧いたり、いきものを好きなったりできますね。

ざんねんな彼らがとても愛おしく感じられる、本当に素敵な１冊です♪

ざんねんないきもの事典はおもしろいとTVでも絶賛♪

TVでも紹介され始めた『ざんねんないきもの事典』ですが、やはりどこも大ウケです！

最近でも『めざましテレビ』や『ノンストップ』で紹介されて、キャスターやコメンテーターも驚きと絶賛で大好評でした♪

爆笑というよりは苦笑混じりだったりもしますが、どうしてざんねんになっちゃったのかも書かれているから、ざんねんないきものたちに自分を重ねてしまうのかもしれませんね。

ゴリラは知能が高いから下痢をする理由が、ストレスが溜まってしまうからというのが悲しいです。でも、うなずいちゃいません？

お金をかけて大々的に宣伝したわけじゃなく、口コミでじわじわ〜っと売れているので、まだまだ知らない人も多いみたいですが、おばあちゃんが孫に買ってあげたのに自分が先に読んでしまったり、夏休みの読書感想文にしたりと、裾野は広がってますね。

楽天市場でもしっかり児童書のランキング上位だけじゃなく、本全体のランキングでもベスト２０には入っているくらい、本当に人気がある本なんです。ランキングはこちらから確認できますよ♪
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ざんねんないきもの事典は大人もOK！

ざんねんないきもの事典は現在第２弾も発売中。続編はオールカラー！

両方ともおもしろいし１話完結だから、どちらから読んでも大丈夫なので、まずは是非読んで見てほしいです！

児童書だけど、この本は大人が読むとちょっと深読みしたくなったり、なんだか我が身を振り返ったりと、子供とは別の視点からも楽しめるんです。

児童書とはいえ漢字表記にふりがなが振られているから、大人でも読みやすいあたり、最初から大人もターゲットだったのでは？と疑っております。

子供だけじゃなく友人にも、クリスマスや誕生日プレゼントとして贈るのも全然アリですよ！

その際は相手が持っているかどうか、ちゃんと確認してからをおすすめします。

さいごに

ざんねんないきもの事典は図書館でも人気がありすぎて、読みたくても手に取れないなんてこともあるそうですよ。

子供への読み聞かせにもぴったりな本ですよね。

来年の子供の夏休みの読書感想文候補に、今年のクリスマスプレゼントにする、なんていうのもいいかもしれません。

笑ったり、感心したり、ちょっと胸が痛かったりと、本当におすすめできる１冊ですが、虫がものすご〜くダメなねこみみは、虫のところだけちょっと引き気味だったりしています。

でも子供も大人も関係なく、老若男女読める本ってそうはないので、家族みんなで楽しめるのは嬉しいですよね♪